仏なび.com ホーム > 仏なびコラム > お仏壇について > お仏壇の種類
お仏壇には、大別して「金仏壇(塗仏壇)」と「唐木仏壇」の2種類があります。
それぞれに大型・中型・小型仏壇があります。
最近では、材質が、合板、樹脂などを使った「新仏壇」が販売されています。
全体的に黒の漆塗りが施され、内部に金箔が貼られているお仏壇です。
材料は主に杉、檜、松などが使われ、漆やカシュー漆を塗り金箔を張って装飾してあります。
主に関西を中心に祀られています。
材料の材質や木目をいかした荘重なお仏壇です。高級品は黒檀、紫檀など堅くて重い材質で作られています。
他に桜、欅(けやき)、花梨(かりん)、桑、柿、鉄刀木なども使われます。地味ですが荘重な趣があります。
主に関東で祀られていますが、近年では関西でも多くなりました。
合板や樹脂などの材料を使った現代スタイルのお仏壇です。
洋室で安置する場合に家具などとマッチするといった利点があります。別名、家具調仏壇とも言われます。
大きさで分類すると、そのまま仏間に置く「台付き型」と、箪笥などの台の上に置く「上置き型」があります。
お仏壇は高さで大きさを表しています。1号は1寸を表します。
仏間、畳の上に直接置く最も一般的なお仏壇です。
販売されているお仏壇の半数以上はこの形です。唐木仏壇、金仏壇ともにあります。
台には引き出しがついており、念珠、経本などを収納できます。
重ね仏壇とも言います。高さは約135~175cm前後です。
地袋が付いている仏間に置くためのお仏壇です。
高さは約120~140cm前後です。
仏間や台付き型仏壇を置くスペースが無いご家庭のためのお仏壇です。
コンパクトでタンスや棚の上に置きます。高さは60cmぐらいが一般的です。
紫檀や黒檀などの唐木を使ったものが多くあります。高さは約40~90cm前後です。