仏なび.com ホーム > 仏なびコラム > お仏具について > 数珠
数珠(珠数)は念珠ともいい、仏様に合掌礼拝する時、数珠を必ず手にかけます。数珠は、仏教徒であることを象徴しているものといえます。
数珠のはじまりは、インドで、中国、朝鮮、チベット、日本の北方仏教に普及しました。数珠の基本の数は百八。これを基本として、持ちやすくする為半分の54ヶ玉、四半分の27ヶ玉、108にちなんで18ヶ玉などの数の数珠が使われます。人間には百八の煩悩があるといわれています。玉一個ずつが百八の煩悩を司る仏様であるので、人間のあらゆる煩悩を数珠が引き受けてくれます。ですから、古来より、身を護るための厄除けのお守りとしての役割があります。又、念仏や仏名を唱える回数を数える計算機の役目も持ち合わせています。
仏教徒であるならば、いつも数珠を携帯し、仏様への謝念を表し、信仰のあかしとしましょう。
仏像(ぶつぞう)は、仏教の信仰対象である仏の姿を表現した像のこと。仏(仏陀、如来)の原義は「目覚めた者」で、「真理に目覚めた者」「悟りを開いた者」の意である。初期仏教において「仏」とは仏教の開祖ガウタマ・シッダールタ(釈尊、釈迦如来)を指したが、大乗仏教の発達とともに、弥勒仏、阿弥陀如来などのさまざまな「仏」の像が造られるようになった。
お経本は、お釈迦様の説法を文章化し、まとめたものです。
今からおよそ2500年ほどむかし、お釈迦様が亡くなられた後に、弟子の手によってすぐに編集されました。
お経本はインドから中国に伝えられ、それが朝鮮半島を経由して日本に伝えられました。